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みなさま アイルランドに行ってみました。 1月29から2月2にかけて、Ryanairという格安飛行機会社のチケットで、ひょいと行ってみました。 アイルランドは、大学院に入ってから行ってみたいと思うようになった国です。 大学院に入ったものの、全く何がなんだかわからずポカーンとしていた私は、先輩に勧められてアイルランド演劇の授業をとってみたのでした。 そしたら、黒いウサギ(るいちゃん)を飼っている感じのいい女の先生で、生徒は私と西洋演劇専攻の同級生、西洋演劇専攻の先輩という三人だけで、お茶を呼ばれながらの授業でした。前もってもらったアイルランドの劇作家の書いた芝居を読んでおいてディスカッションするという授業で、いつも英語の台本と、たいていは日本語のコピーもありで、先生と先輩と同級生(みんなは英語で読んでいる。私は日本語しか読めないで行くことばかりでした)の話しているのをポカーンときく、というダメ学生でしたけど、私はこの授業が大好きでした。 その授業で、J.M.Synge(シング、私は大学院に入るまで聞いたことがなかったけど、重要人物らしい)の戯曲にいくつか触れる機会があり、そのシングが暮らしたことがある島というのが今回訪れたイニシュマーン島でした。 他にも、Martin McDonagh(マクドナー)という今の人がイニシュマーン島を舞台にした『夢の島イニシュマーン(原題:イニシュマーンのびっこ The Cripple of Inish Maan 』という芝居を書いてて、これも授業で読ませてもらったのですが、そういったご縁で、アイルランドって、何かすごい景色が見られそう!と思って、今回の旅行を計画しました。 同じ授業をとってた同級生のふじまゆさんと一緒に行こうといってたのですが、抜け駆けしました。ごめん。 で、飛行機に乗るために、シャルルロワというナミュールから遠くない工業の町の郊外にあるブリュッセル南空港(シャルルロワ空港)に行きます。 シャルルロワ駅で空港行きのバスを待っていたら、荷物をいっぱい持った子供連れのお母さんが、そばにいる人にフランス語話せますか、と聞いていました。聞かれた人はNoと言っててお母さんはちょっと困った風。どうしましたか、といったらお母さんが、ちょっとそこまで走って水買いに行きたいんだけど、子供と荷物見ててくれませんか、ということで、了解、とコドモちゃんとバス待ち。二歳くらいのかわいい女の子で、Ce sont des bus!バスだねーと、ちゃんと動詞と冠詞を正しく複数形にして話しています。フランス語話せますか、と、お母さん、あなたは私に聞かなかったのは正しい選択でした。私は正しく話せない。んがー、負けた。んで、バス到着、すわ、バスに乗れんのかいな?!というところでお母さん到着、バスに乗り込み飛行場へ。シャルルロワ空港って、小さいんです。 で、Ryanairとかもうひとつ東欧にいく安い飛行機Wizz Air、それくらいしか飛んでないんじゃなかろうか、登場口は三つしかないみたいです。伊丹や羽田と比べちゃいけません。もちろん人口も少ないですが、飛行場、という方がぴったりの小さい空港です。 29は奇しくも、私が一緒に行こうと約束しておきながら抜け駆けしたふじまゆの誕生日。ごめんと自慢と誕生日おめでとうをかねて電話を一発かけました。 「波にさらわれたり、顔だけきれいな調子のいい男に引っ掛けられたりしないでねー。ホラ、そういうのいそうだから(芝居とかの印象で、なんとなく)」というふじまゆさんのお言葉を胸に、夕刻飛行機は出発。 この日は、飛行機は普通に飛んで普通に到着、夜8時くらいだったでしょうか、空港と市街地を結ぶバスに適当に乗り、運転手さんに「オコンネルストリート?(予約したホテルがある)」と訊ね、何か、「シティーセンターまでしか行かない」というようなことを言われたけど、もひとつ英語速くてわからん、んで、このバスでOKなの?ときき、OKということで、乗り込みました。 今回の旅は、ガイドブックが一切無しでした(日本から持ってこなかったし、フランス語のや英語のを見るのめんどくさくて、高いお金払って買っても読まない可能性大。それに普段は観光案内所かホテルでもらう無料の地図を使うことが多いので)。したがって、ダブリンの完璧な地図も無ければ、観光客としてダブリンのどこを見とかなきゃいけないのかももひとつ知らないで乗り込んでいくことになりました。 ホテルの予約をするときに、周辺地図、というのがネットでも見られるのですが、それとその他のインターネット情報を総合して大体の地図を頭の中に作っただけでのいきなりの上陸作戦でした。 んで、その「シティーセンター」っちゅうのが私の頭の地図には無かったのですねー、なめたもんですが。 結局、そのシティーセンターとかに着いたとき、夜だし暗くて、人通りはワサワサしてたけど、デカイリュック背負って、ほやー、どないしょ、と思ってぽよーんと立っていたら、バスの運ちゃんが、一度閉めたバスのドアを開けて、「オコンネル通り?それはね、橋を渡ったとこの道、まっすぐだよ!」と仕方ねえな、という様子で教えてくれたのでした。多謝。 「橋を渡ったところがオコンネル通りだとすると、」と、私の頭の中地図機能が大体動き出して、あとは本能と勘(これを我が家では鳩ジャイロと呼ぶ。伝書鳩の帰巣本能にちなむ)で、ホテルに無事到着。その夜は、うちから持ってきたケチケチサンド(残ったパンに残ったチーズをはさんだもの)で腹を満たし、就寝。 さて、明日は、アイルランド西部の町Galwayゴールウェイ(イニシュマーンに行くために起点になる町。イニシュマーンはゴールウェイ湾に浮かぶ三つある島アラン諸島の真ん中の島。大きさも真ん中)に移動、だけど、ダブリンもちょっと見とかないとねー、ということで、おやすみなさい。
by takatanaoko
| 2006-02-03 04:22
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